古書で寄り添う過去は、現在の未来だ

失われた時代。忘れられた人。
その時には、多くの人に知られていたのに、時が移ると、ほとんどの人が知らなくなってしまう。




古書に関するたくさんの本を出している岡崎武志さんの新著「ご家庭にあった本」は古書を通して浮かび上がる、時代や人の姿を温かく描き出した本だ。




ご家庭にあった本: 古本で見る昭和の生活


 興味を覚えたのは、作家の宮内寒彌が書いた「七里ヶ浜」と、私小説作家神林暁の友人として描かれるドイツ文学翻訳者の浜野修「酒・煙草・革命・接吻・賭博」の本を紹介した章。

 いずれも本の内容を紹介しつつ、岡崎さんがこうした忘れられた作家や文化人に寄せる温かいまなざしがいい。

 以下はあくまでも推測だが、岡崎さんは、彼らのような忘れられた著者たちに、自身を含めた現代に生きる作家や、ライターたちの将来をダブらせているのではないだろうか。

 本を出して著名になっても、本人が鬼籍に入り、知人友人がいなくなり、読者も彼岸に渡ってしまうと、その著者を覚えている人はいなくなる。

 文学史や歴史に残る文豪たちは違う? 

 いやいや、そうではないだろう。たとえば文学史に残る坪内逍遥、幸田露伴、樋口一葉。この人たちの著書を、いま真剣に読む人はどれだけいるだろう。

 近い過去に限ってもそうだ。戦後を代表する流行作家の石坂洋次郎、獅子文六、丹羽文雄らの本、もっと近くてもいい。景山民夫や、ちょっと毛色は違うけどナンシー関など、優れた書き手たちが、どんどん忘れられていく。

 岡崎さんの忘れられた作家に注がれる愛情あるまなざしには、時代の波に洗われて、いつしか忘却の彼方に去っていた多くの人たちへの、温かい気持ちが込められている。

 

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

5月12日に買った本

別の本を探しに行ったら、ジュンク堂那覇店でペーパーバックのバーゲンの棚を発見。
あんまり英語得意じゃないけれど、2冊購入。各300円でした。安いねえ。


Sense and Sensibility (Puffin Classics)

映画「ある晴れた日に」の原作。映画を見たときに、原作読みたいなあと思っていたので、すかさず購入。
頑張って読みます。

無題

これはよくわからないまま購入。多分映画のノベライズ。日本のアマゾンにはありませんでした。
ネットで調べた範囲では、映画も日本では未公開のようです。

テーマ : この本買いました
ジャンル : 本・雑誌

買った本5月1日

5月1日に買った本

東京駅八重洲の古書店で

なかよし下
長谷川町子「仲よし手帖 下巻」(姉妹社)1981年刊 300円

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小沢昭一「猥学探検」(創樹社)1980年 500円


「読者のための文庫目録」(文庫の会)1985年 300円
「本の本」1976年12月号 400円

くさ

「彷書月刊」2009年10月号 735円(廃刊になっているなんて知らなかった!)

画集で


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「デジタル・ビューティー」(TASCHEN)2002年 800円


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Christopher Wood「Olympian Dreamers
(Constable&Company Ltd)1983年 1000円

神保町で


「ERIC STANTON」(TASCHEN)2001年 500円

佐藤春夫「純情詩集」(日本近代文学館)1972年 200円

島崎藤村「若菜集」同上 200円

横浜駅近くのブックオフで
朝日ソノラマのクラッシャージョウシリーズの
②「撃滅!宇宙海賊の罠」1980年
④「暗黒邪神教教の洞窟」1981年
⑤「銀河帝国への野望」1981年
⑥「人面魔獣の挑戦」1981年
各105円

クラッシャージョウシリーズは中学の頃夢中になった本。とっくに手元にないので、もう一度読もうとおもって。


草野唯雄「ハラハラ刑事シリーズ①犬の首」(角川文庫)1984年 105円
都築道夫「猫の舌に釘をうて」(講談社文庫)1977年 105円
豊田有恒「夢の10分間」(講談社文庫)1980年 105円
難波弘之「飛行船の上のシンセサイザー弾き」(早川文庫JA) 105円
二階堂黎人「稀覯人の不思議」(光文社カッパノベルズ) 2005年 105円


手塚治虫「ぼくの孫悟空1」(秋田文庫)2001年 105円
    「ぼくの孫悟空2」(秋田文庫)2001年 350円


なんだか統一感のない本ばかりですね。


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買った本4月26日

4月26日に買った本

「さとなお」の名で知られる佐藤尚之さんの本


「明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法」 (アスキー新書)


明日の昼までに読もう!

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レファレンス本のガイド

世の中には様々な専門領域があって、その領域の正確なデータや情報を外部の人間が知ることはなかなか難しい。

たとえば東京電力福島第1原発の事故以降、それまでほとんどの人が必要でなかった放射能に関する知識やデータを、多くの人が求めるようになった。

一見なんでもあるように見えるインターネットの世界だが、未知の分野の、信頼できる情報は、正直言ってインターネット上にはほとんどない。

もちろん公的機関は多くのデータをネット上で公表してはいる。だが、それが当該分野の中でどのような位置(あるいは価値)を持った情報なのか、それを知るのは当該分野を俯瞰する視野が必要だ。

で、重宝するのがレファレンス(参照・参考図書)本というわけだ。

日垣隆の「使えるレファ本 150選 」(ちくま新書)は、そんなレファレンス書籍を、簡単な特徴や、類書と比較してどうすぐれているのかを丁寧に解いてくれる本。



何かを調べたい。詳しく知りたいというときに、この本がそばにあれば相当便利だと思う。

私が手に入れたいと思った「レファ本」は

「日本方言辞典」
「データブック日本人の性行動・性意識」
「核兵器のしくみ」
「日本統計年鑑」
「図説 日本のメディア」
「日本俗語大辞典」
「新ファッションビジネス基礎用語辞典」
「問題な日本語」
「日本国語大辞典」(全10巻)
「新字源」
「近代日本総合年表」
「読める年表 日本史」
「戦後50年」
「戦後史大事典増補新版」
「日本近代文学大事典」(全6巻)
「似たもの法律用語のちがい」
「図説 日本の財政」
「数字で読む日本人」

ほとんどが古書でしかなさそうな感じです。



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Author:安波茶40’s(改安波茶30's)
40代になりました。30’s改め、「安波茶40’s」。「あはちゃ」と読みます。沖縄県浦添市にある集落の名前です。読書の時間が激減したのが悩みの種。のんびり更新中です。

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