買った本と読んだ本の備忘録。ジャンルは雑多。詩と小説。文学一般。性科学。歴史などなど。
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Author:安波茶40’s(改安波茶30's)
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阿久悠の「日記力ー『日記』を書く生活のすすめ」と「写真詩集 歌は時代を語りつづけた」を読んだ。
前者は阿久が20数年にわたってつけつづけきた日記について語った本。いわば「語り下ろし」です。その成果、著者の肉声が伝わってくるようで、非常に読みやすい。 阿久が付けていた日記は、自身の心情を吐露したり、胸のうちを探るような類のものではない。本人はそれを「アンチロマン」の日記よ読んでいる。 なるほど、つまり備忘録みたいなものですな。 毎日のニュースなどから、自分のアンテナに引っかかったものを記述していく。そんなスタイル。 時代を、記録する。その行為をバックボーンにして、彼のあの膨大な作品は生まれたのです。 阿久は、こう書いている。 時代の風を読むということは、そのとき流行っているものをとらえるということではないんです。ましてやブームに乗って、それを書こうとするものでもない。むしろ、その逆で、今は人気がないけど、それは大事なことではないか、耳をすませばその声が聞こえてくるのではないか、ということのほうを大切にするべきです。(p74) なるほど。だからあんなに新鮮な作品が作れたのでしょう。 で、そんな歌詞と阿久のエッセイ、土田ヒロミの写真で構成されたのは後者の写真詩集。 「また逢う日まで」(尾崎紀世彦 みごとなまでに、ヒット曲が並ぶ。歌として聞いているときには気づかない、詩の中の美しいイメージ、ドラマ性に、いちいち感心しながら、歌を口ずさみつつ読了した。 【阿久悠の本:けっこうたくさんあります】
ピアニストのフジコ・ヘミングの画集を読んだ。
聴覚を失いながら、自らを信じ演奏活動を続けるフジコ・ヘミング。 本書に収められたのは、彼女が「自分のために描いた絵」。 落書きっぽいかわいらしい絵から、うーむとうなる本格的な絵まで137作品。 子供のころの思い出や、大好きな猫の絵など。「上手だ」という感じではないけれど、不思議と心の落ち着くタッチ。彼女が好きだと言うロートレック 個人的に好きなのは花の絵。鮮やかな色彩の中に、穏やかな音楽が静かに流れている絵です。 短いエッセイや、絵のコメント、彼女の父親の書いた絵なども面白い。昼食後の休憩時間に、パラパラとめくっていると、仕事の忙しさを忘れてしまった。 【フジコ・ヘミングの本】
岩間史朗の「名もなき日々」を買った。
穏やかな自然の写真などで知られる岩間が20代のころ旅したアフガニスタンの写真。1975年。まだソ連の侵攻もない時代。 9・11以降、線化が絶えず、治安の安定しない同地。 わずか30年前には、そこにも穏やかな生活があった。あどけない笑顔があった。 分量も少なく、やや物足りない感じもするが、本当になんでもない日々の写真を見ていると、人間のおろかさとか、歴史の残酷さなどに思いをはせてしまう。 写真の中で微笑む子供たちや老人たちは、今、どうしているのだろう。
ただの焼肉漫画と思って読み始めたら、意外にも食文化などについて、著者のメッセージがあちこちにちりばめられている。 例えば、牛の四つの胃袋の話をした後、ページをめくると、主人公のヨリという女子大生のモノローグで、こんなフレーズが出てくる。 ウチらから見れば センイだらけで 何の栄養もなさそーな草を 牛さんはこうやって 栄養にしとるんよね つまり牛さんの 地道な努力があるからこそ 牛肉のおいしさも 生まれるっていうワケやね でもウチらは どーやろう 一生懸命 食べとるかってゆーと ちょっとギモン それにそれって 本当にウチらの”栄養”になっとるんやろーか その背景にはハンバーガーや、ピザ、ケーキなどの絵が。 もちろん、そうした食べ物すべてが悪ではないだろう。 でも、読み手にいろいろと考えさせてくれるのだ。 高価なものが、いい食べ物なのか? おいしければそれでいいのか? 現在2巻まで読了。食育コミックとの印象を持った。 もちろんコミックとして楽しんで読める。何よりも、描かれる焼肉が実にうまそうなのだ。読んでいると、とっても焼肉が食べたくなる。 そういう意味ではオーソドックスなグルメマンガなのかもしれない。
とにかくひたすらに、レトルトカレーのパッケージ写真を並べまくった本。見ていて楽しい。でも壮大なヒマつぶし。 「広島名産 かきカレー」から「あじわいカレー」まで、その数なんと1123種類! 「吉本新喜劇カレー」やら「スターウオーズカレー」やら。何でもあり。 それにしても、考えてみれば、最近レトルトカレーなんか食べたことないなあ。 【カレーマニアなあなたに】 |