prev12next
sunmontuewedthufrisat
-123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031---

何を探しますか?

プロフィール

Author:安波茶40’s(改安波茶30's)
40際になりました。30’s改め、「安波茶40’s」。「あはちゃ」と読みます。沖縄県浦添市にある集落の名前です。読書の時間が激減したのが悩みの種。のんびり更新中です。

検索フォーム

PR

にほんブログ村 本ブログへ

ブログ内検索

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

贈り物に

フリーエリア

村上春樹訳ではないのでした

チャンドラーの「長いお別れ」を読んだ。

長いお別れ長いお別れ
(1976/04)
レイモンド・チャンドラー、清水 俊二 他

商品詳細を見る


へそまがりなので、旧訳で読んでみました。
非常に硬質で、綺麗な訳文です。原文を読みたくなってしまいましたよ。
村上春樹訳で、原書の人気が出て、古本で安く出回らないかなあ。
かっこいい文章を抜書き。

「(前略)法律は正義ではない。はなはだ不完全な機構なんだ。ボタンの押し方をまちがえないで、そのうえに運がついていたとしたら、正義が飛び出してくることもある。法律とはそんなものだ(後略)」(p70)

死んだ人間ほど世話のかからないものはない。何をいわれても抗弁しないのだ。(p89)

「(前略)妻に近づくなマーロウ。君が妻に惚れているのはわかっている。だれだって惚れるんだ。妻と寝てみたいだろう。だれだってそうだ。ともに夢をわかち、妻の思い出のばらの匂いをともに嗅いでみたいだろう。ぼくだって、そんな気持ちになるかもしれない。だが、わかち合うものなんかない。―何もないんだ。暗闇に一人取り残されるんだ」(p229)

でも、そんな女性が目の前にいたら、普通引かれるよねえ。

ストーリーもさることながら、訳文のかっこよさを味わって心地よい読書の時間を過ごせました。これって、文体の力だ。
今度村上訳も読んでみましょう。

と思っていたら、早川書房の「ミステリが読みたい! 2008」の海外作品ベスト1に村上訳が選ばれているじゃないですか。
うーん、じゃあ買おうかなあ(消極的ですね)

【清水俊二訳の小説】

 
コメント
コメントを投稿する