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買った本と読んだ本の備忘録。ジャンルは雑多。詩と小説。文学一般。性科学。歴史などなど。
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Author:安波茶40’s(改安波茶30's)
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チャンドラーの「長いお別れ」を読んだ。
へそまがりなので、旧訳で読んでみました。 非常に硬質で、綺麗な訳文です。原文を読みたくなってしまいましたよ。 村上春樹訳で、原書の人気が出て、古本で安く出回らないかなあ。 かっこいい文章を抜書き。 「(前略)法律は正義ではない。はなはだ不完全な機構なんだ。ボタンの押し方をまちがえないで、そのうえに運がついていたとしたら、正義が飛び出してくることもある。法律とはそんなものだ(後略)」(p70) 死んだ人間ほど世話のかからないものはない。何をいわれても抗弁しないのだ。(p89) 「(前略)妻に近づくなマーロウ。君が妻に惚れているのはわかっている。だれだって惚れるんだ。妻と寝てみたいだろう。だれだってそうだ。ともに夢をわかち、妻の思い出のばらの匂いをともに嗅いでみたいだろう。ぼくだって、そんな気持ちになるかもしれない。だが、わかち合うものなんかない。―何もないんだ。暗闇に一人取り残されるんだ」(p229) でも、そんな女性が目の前にいたら、普通引かれるよねえ。 ストーリーもさることながら、訳文のかっこよさを味わって心地よい読書の時間を過ごせました。これって、文体の力だ。 今度村上訳も読んでみましょう。 と思っていたら、早川書房の「ミステリが読みたい! 2008」の海外作品ベスト1に村上訳が選ばれているじゃないですか。 うーん、じゃあ買おうかなあ(消極的ですね) 【清水俊二訳の小説】 コメント
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